宮城県仙台市
瑞鳳殿(瑞鳳寺)の著名人の墓
6件の墓所を、写真と来歴つきで紹介します。
仙台市の経ケ峯にある伊達家の墓所。伊達政宗の霊屋「瑞鳳殿」、2代・忠宗の「感仙殿」、3代・綱宗の「善応殿」が杉木立のなかに建つ。豪華な桃山様式の霊屋は戦災で焼け、のちに再建された。9代・周宗、11代・斉義らの墓所もある。
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
瑞鳳殿(瑞鳳寺)に眠る人々(6件)

伊達政宗
仙台藩第初代藩主 1567–1636
出羽・陸奥の戦国大名で、仙台藩の初代藩主。幼いころに右目を失い、のちに「独眼竜」と呼ばれた。若くして南奥州を制し、豊臣秀吉、徳川家康に従って62万石の大藩を築いた。仙台城と城下町を開き、支倉常長をヨーロッパへ派遣したことでも知られる。

伊達忠宗
仙台藩第2代藩主 1600–1658
仙台藩の第2代藩主。政宗の次男。父の死後に家督を継ぎ、法令の整備や検地、新田開発、役職制度の確立などを進めて藩の体制を固めた。創業の父に対して「守成の名君」と評される。仙台の東照宮や瑞鳳殿の造営も手がけた。

伊達綱宗
仙台藩第3代藩主 1640–1711
仙台藩の第3代藩主。忠宗の子。19歳で家督を継いだが、酒色にふけったとして幕府から21歳で隠居を命じられ、これがのちの「伊達騒動」の発端となった。隠居後は江戸の品川屋敷で50年を過ごし、書画や蒔絵、刀剣などに優れた作品を残した。

伊達周宗
仙台藩第9代藩主 1796–1812
仙台藩の第9代藩主。父・斉村の急死により、生まれた年に家督を継いだ。幼少のため親族や重臣が藩政を支えた。14歳のころ疱瘡にかかり、将軍への御目見を果たせないまま没した。藩は後継ぎを確保するため、その死をしばらく伏せたとされる。

伊達斉義
仙台藩第11代藩主 1798–1828
仙台藩の第11代藩主。一関藩主・田村村資の子として生まれ、第10代・斉宗の娘である芝姫の婿養子に迎えられて家督を継いだ。将軍・徳川家斉から一字を与えられて斉義と名乗る。在任8年、30歳の若さで江戸で没した。幕末の藩主・慶邦の父にあたる。

伊達斉義夫人
(芝姫) 1816–1858
仙台藩第10代藩主・伊達斉宗の娘で、名は蓁子、芝姫と呼ばれた。父に男子がなかったため、一関の田村家から迎えられた斉義を婿とし、その正室となった。夫とは婚礼の翌年に死別している。瑞鳳寺の伊達家墓所に夫と並んで葬られている。